積まない賽の河原

かつてプラモ積んでたおっさんの備忘録

Lenovo Thinkpad T460S再生計画 その1

はい、こんばんわ、アイラさんです。

前回記事で紹介した富士通のWH53/Sは、日曜日に無事実家の親父の元に納品してきました。比較対象がXP搭載の一体型PCってことで、こんな早くてきれいなパソコンが1万1000円で入手出来て、大変喜んでおりましたよw

代金を受け取って、その帰りにまたハードオフ寄って、我慢できずにジャンクパソコンを自分用に買ってきちゃいましたww

 

まぁ記事タイトル見れば機種名とかまるわかりなんですけど、そいつをチョイスに至るまでをぼちぼち解説などw

 

最寄りのハードオフのジャンクコーナーには以前から今回購入した、LenovoThinkpad T460Sが3台並んでたんです。それも、ハード的には同じ状態のが3つ、なぜか全部価格違いで。すべてcore i5-6200U搭載、メモリ8GB、ストレージ無し、OS無し、BIOS起動確認済。

外観面ではそれぞれ結構状態に差があって、1つ目、液晶の天板横に2センチぐらいのクラックがあって、全体的に傷多め、でもキーボードは使用感ほとんど無しでテカリも無く、でもエンターキーだけなんか浮いて外れかかってる(スマホの中の過去の写真を見るとちょっと前に撮った分にはエンターキー不良の記載がなかったので、ノーマナー客かお子様がいたずらで外そうとして壊したのかもしれない)のが9900円。

2つ目、全体的にそこそこ使用感があり、パームレスト左側の角がどこかで派手にこすったのか、大きく削れてる上に天板に大きめの傷があるやつが13200円。

3つ目、キーボードは結構使用感ありで全体的にキーがテカってるものの、天板や本体底面は小傷のみで、Windows Proとintel Core i-5 insideのエンブレムシールがきれいな状態で残ってるやつが11000円。

どれもACアダプター付属。手に持って比べた限りだと重さに違いは無さそう(Thinkpad T460Sは最初のカスタマイズ仕様によって100g単位で重量が変わるため、手に持ってわかるレベルで重いのがあれば当たりかもしれないと思ったので、念入りに比較してますw)。

まぁ悩んだ末、一番外観のレストアがしやすそうな3つ目の、11000円のやつを買ってきました。親父から戻ってきたFMV代金がそのまままたハードオフに流れた感じ?w

持って帰って、まぁ当然例によって妻子には内緒なので()夜になるのを待ってとりあえず部屋の本棚に隠しておくw

後、実はもう買う気まんまんで前日にアマゾンでポチったSSDが夜に到着するのを待ってたのもありますw

さて、まずはアルコール入りの除菌ウエットティッシュで、外観の清掃。

もともと企業向けのビジネスモデルなので、おそらく3台ともどこかの会社からのリース落ち品なんでしょうね。底面には管理番号と思われるシールが貼られてましたw

筐体外観はアルコールで、液晶面は水のウエットティッシュと普通のティッシュでキレイに拭き拭き。

写真じゃあんまりわかんないですが、結構きれいになりました。

大きい傷も無いし、ジャンク品としては状態は悪くないんじゃないですかね。

両側面。筐体右側(写真左)はUSB 3.0、ミニディスプレイポート、HDMI、USB 3.0電源オフ時充電対応ポート(ここに繋いでおくとスマホとかに給電出来るらしい)、LANポート、あとちょっと見づらいけどSIMカードスロット(ただし日本では非対応だった)。

左側(写真は右)には電源端子、USB 3.0、CPUファンの排気口、オーディオジャック、SDカードスロット。

必要な端子類はちゃんと揃ってるね。

ここ数か月に買ったデジタルグッズの中で、最初に購入したクロームブックはUSB Type  Cが1つある以外全く入力端子が無かったから、パソコンにはマウスやら外付けHDやらプリンターやらいろいろ繋ぐもの、ってイメージがあるおっさんとしては、これぐらい端子が充実してる方がなんか安心するw

夜になって、無事にアマゾンからSSDも届いたので、子供も寝静まった10時頃にいざ御開帳~。

このThinkpad T460Sは拡張性もかなり高くて、底面の裏蓋全体を5つのネジを外すだけで簡単に開くことが出来ます。加えてねじ自体も蓋から外れない様になってるので、ネジを無くす心配もなしw

ふむふむ、写真左側にCPUファン、その隣にメモリスロット、右側にはM.2 SSDの取り付けソケット、その下にWWANカード(SIMカードを読んでLTE通信する部品)のソケット、その隣が無線LANカードかぁ……

 

あれ?

 

………???

 

 

なにか………無い……ような……?

バッテリーが無い!!!!!!

 

マジかぁああああああ

 

このThinkpad T460Sは本体内部にリアとフロントの2つのバッテリーが内蔵されてるタイプだったんだけど、まさかバッテリー自体抜かれてるとは全く想像してなかった…。

 

ビジネスモデルだから、ストレージが外されてるのは、まぁ社外秘の機密保持もあるから当然だと思うけど、バッテリーまで外して売るのかぁ。2016年発売のモデルだから、劣化してても完全にダメになってはいないだろう多分、って期待してたのになぁ~。

ACアダプター付いてるから自宅で起動はできるけど、持ち歩くためにはバッテリーを買わなきゃいけない。こりゃ予想外にレストアにお金かかるなぁ。

とりあえず、再生計画の一部訂正を考えつつ、気を取り直してSSDの取り付け。

上の内部写真を見てもらうと、バッテリー以外にもノートパソコンにつきものの2.5インチHDDの設置スペースも無いことがわかると思うんだけど、このPC、最初から2.5インチメディア非対応で、M.2規格のM-SATAか、PCIe-NVMeのSSDしかストレージの選択肢がありません。その分最初からストレージの遅さに悩まされる事の無いモデルだったわけですねw

とりあえず今回、128GBだとちょっと心もとないかな?と思ったので、SUNEASTの256GBのNVMeのSSDを購入しました。アマゾンで3360円也。

…が、このスロット部分もよく見ると…SSDの固定ネジが付いてない…orz

SSD外した時にそのまま捨てちゃったんだろうけどさぁ、中古で売りに出すならネジぐらい戻しておこうよ~。

まぁ購入したSSDに固定用ネジが付いてきたからいいんだけど。

そう思って確認したら、バッテリー固定用のネジも全部無いんだよね。バッテリー買ったとして、付いてくるだろか??

はい、このようにスロットにSSDを差し込んで、そのままでは斜めに浮いてしまうので、ネジで固定。とても簡単です。

 

まぁこれで当分本体開けて中身見る事は無いだろ、って思って開けたので(まさかバッテリーが入ってないとは思ってなかったし)メモリ他、各部も確認。

このシリーズ、販売時の仕様でオンボードメモリが4GBの物と8GBの物があって、今回メモリ8GBってあったから、SSD抜いてバッテリーまで抜くぐらいだから、再利用しやすそうなRAMも抜いてそうなもんなんですが、

SAMSUNGの4GBのRAMが刺さってました。つまり空きスロット無し。

まぁ現状8GBで困る様な使い方もしないと思うんですが、増設しようと思ったら8GBに差し替えて12GBにするか、16GB(お高いw)に差し替えて20GBにするしか無いって事ですね。T460Sの仕様として公表されてる最大搭載メモリはオンボード8GB+16GBの24GBなんですけど、今回買ったのはオンボードメモリが4GBだから最大搭載メモリは20GBが上限って事ですね。なんか悔しいw

 

さて、気を取り直して裏蓋を閉めてネジを締めて、電源ケーブルを繋いで、スイッチオン!

ここで起動画面やBIOS画面の写真を撮り忘れるところが安定のアイラさんクオリティです。

昼間のうちにメインのデスクトップでWindows10のUSBインストールキーを作ってあったので、それを差し込んでBIOSのBOOT順位を入れ替えて再起動。

あっさりUSBキーで起動して、Windows10のクリーンインストールが始まりました。

そこそこ早いCPUとUSB3.0USBメモリを使ったおかげなのか、20分ぐらいでインストール完了。あっさり普通に起動しちゃいましたね。電源オンからの起動時間は11秒ぐらいだったかな。

おー、ちゃんとデジタルライセンスでWindows 10 Proが認証されてる!

Homeと出来る事にどれぐらい違いがあるのかよく知らないけど、なんとなく嬉しいw

 

早速いつものUSBメモリを差し込んで、ベンチマークソフトとかあれこれインスコ

CrystalDiskMarkが見たことない数字を表示してるwww

ドラクエXベンチも、これまでと同じ標準画質の1280×800サイズで、快適評価!

購入時カスタマイズでGPUにGeForce930だったかを搭載する選択肢もあるハードなんですが、俺の買ったのは当然そうじゃないIntelHDGraphicsのやつなんだけど、これまでの他の所有PCとスコアにこうも差が出るとはw

 

さてそんなこんなで、とりあえず無事OSインストールまでは済んだThinkpad T460Sですが、ちゃんと使えるPCとして、それこそ職場に持って行ったりするまでは、まだまだたくさん手を入れなきゃいけなさそうです。

あと、OSインストール後に弄ってて気づいたんですが、これ、よく見ると

トラックパッドが結構擦れて表面にムラがあるんですけど、反応もかなり悪くてですね。まぁ普段はマウス繋いで使うし、キーボードの真ん中についてる赤いトラックポイントも使い慣れればそれなりに使いやすそうではあるんだけど、これはやっぱり普通に使える様にはしたいところ。幸い、元からカスタマイズしやすい構造になってるThinkpadは、この手の部品も潤沢に供給されてるので、アマゾンでも普通に手に入るから、まぁ先々こいつも部品買って交換だな…。

 

Thinkpad T460S 改修プラン

①新品M.2 SSDを取り付けて、Windows 10をクリーンインストールする。→完了

②内蔵バッテリー2つ(リア&フロント)を購入して取り付ける。

トラックパッド交換用パーツを購入して交換する。

④キーボードを交換用部品を購入して交換する。

⑤WWANカード(SIMカードを入れてLTE通信できる様にするカード)を買って取り付ける。

 

うーん、先は長いw

小遣い少ないから月に1つずつ出来ればいいところかなぁ。

 

これまでの使用金額。

T460S本体 11000円

M.2 SSD    3360円

ーーーーーーーーーーー

計     14360円

 

まぁそんな感じでww   

 

つづく!